読了。
友人の葬式で白々しいほどの自己陶酔の弔辞に嫌気がさして主人公が自身の生前葬を企画すると言うものです。
帯にあるような「驚愕のどんでん返し」は なかったです。
生前葬について触れられてるのは最初の一部だけです。
生前葬って厳しい修行に入るお坊さんが万一のことがあったときの為に生きているうちに家族や親族を呼んで行うことがあるのは聞いたことがあります。
一般人で行う人はいるのでしょうか。
芸能人なら例えば引退するからとかの理由で行うとか。
それでも引退ライブでいいですよね。
何かやはり“縁起でもない”ような気がします。
それに生前葬をするからと知らせられて服装はどんなものを着ていけば良いのか。
“お香典”はどうしたら良いのか。
色々迷うことがありそうです。
基本的には生きているうちにお世話になった方々への感謝を直接伝えたいと言う気持ちから行う人がいるようです。
葬式と言う形ではなくパーティーで良いと思ってしまいます。
お葬式は逆に故人にお世話になった感謝を心で伝える、最後のお別れを. . と言うイメージです。
お葬式もいらないと考えてる私は生前葬は考えることさえないなぁと思ったのでした。