本日8時より、母の手術です。
6時40分に長男を駅まで送り病院に向かいました。
ところが昨日の台風大雨の影響で電車が運転見合せとのこと。
長男は大学へ行けず家にUターン。
病院到着。
病室に行くと母の第一声「昨晩眠れなかった。」
看護師さんの話によると、 昨夜は大声で叫んでいたそうです。
手術の前日なのですから仕方ありません。
看護師さんはプロとは言え嫌な顔ひとつせず報告してくれました。
さて、
車イスで手術室へ。
手術時間は麻酔も入れて約4時間。
どうか無事に終わりますように。
母を見送って朝食を。
ドトールの朝カフェセット
ビーフパストラミとチェダーチーズと豆乳ラテ。
待機スペース(7階)から見た景色。
冬に向かってるなと言う感じがしました。
風も強く少し肌寒いです。
予定通り4時間で手術は無事終了。
執刀してくださった教授によると年間300例の症例でワースト5に入る位の悪い状態だったそうです。
真珠腫が骨を溶かし、脳のギリギリまで浸潤していたそうです。
他にも味覚、顔面神経にも影響していたそうで、もう間もなく顔面麻痺が起きても不思議ではなかったと。
医学生の皆さんが見学されたそうですが、医学生にとっては良い症例だったと終了時点では笑い話ができました。
騙し騙し通院してたら今頃、命に関わる大事になっていました。
手術室から戻って、まだうつらうつらしています。
私たちの少し遅い昼食です。カツ丼セット。
急いで食べて病室に戻りました。
酸素マスクが気になるようで外そうとします。
どうやら軽い“せん妄”が起きているようです。
「暑い」「寒い」「しんどい」「ベッドの頭を上げて、下げて」を私がイラッとするほど繰り返しています。
尿道カテーテルをしているのに我慢できないからトイレに行くと言って起きようとします。
たぶん今夜は拘束ありかなと言う気がします。
そろそろ帰る時間がきて心がぎゅっと絞られるような痛みを感じました。
完全看護ですが、母の事が心配です。
しかし、今回の入院で知った認知症看護のサポートがとてもありがたいです。
少し後ろ髪を引かれる思いがしましたが、看護師さんの優しさ、主人に支えられ帰ってくることができました。
今夜の夕食は、とろろ五穀うどん、松茸せいろご飯です。
手術でお世話になったドクター、看護師さん、スタッフの皆さん、ありがとうございます。
早朝から私に付き添ってくれた主人と、
家で帰りを待ち、お風呂まで入れてくれていた長男に、ありがとう。
私自身も今日は頑張れたんじゃないかと思います。
おばあもよく長時間の手術頑張ったね。
今日も一日が終わります。
お疲れさまでした。