大学病院から、在宅で最期を迎える患者専門の訪問クリニックへの左遷を命じられた三十七歳の倫子は、慣れない在宅医療にとまどう。けれども、乳癌、筋ジストロフィー、膵臓癌などを患う、様々な患者の死に秘められた切なすぎる謎を通して、人生の最期の日々を穏やかに送れるよう手助けする医療の大切さに気づく。感涙の医療ミステリ。
読了。★★★
延命治療をして生き続けるのも、自然に看取られるのも人それぞれで、どちらも間違いではないと思います。
結局大事なのは本人の気持ちだと思います。
私の場合、延命治療はしない等、現在エンディングノートを作成中。
まだまだ悩むところはあるけれど、自分の意思を尊重してほしいので。
とにもかくにも子供たちには負担をかけないように逝きたいです。