「殺人事件は、わが家で起こっていたかもしれない」
父親が被害者で母親が加害者
エリート一家で起きたセンセーショナルな事件。家族の崩壊と再生を描く、著者初の「家族」小説。
高級住宅地に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。
遺されたこどもたちは、どのように生きていくのか。その家族と向かいに住む家族の視点から、事件の動機と真相が明らかになる。
読了。★★★
さて、今週のお題。
今、父に贈る言葉
父との思い出は小学三年生の一学期で途切れています。
そのなかでも、鉄棒の逆上がりを教えてもらったり、竹馬をつくってもらったり、プロ野球阪神戦に連れていってもらったり。
ところどころ覚えているんです。
ただ、母への思いより希薄な気はします。
それは仕方ないかな。
今、二ヶ月に一度の割で父と娘が会っています。
本来私がしなければならないことを娘がしてくれているように感じます。
ありがたいです。
父も高齢です。
それでもいまだに離婚したことで自分を責めているところがあります。
私よりひどいネガティブさ。
あえて父に贈る言葉があるとしたら「自分の人生を悔やむのではなく今を楽しんで欲しい。」
でしょうか。
父が元気なうちにまた会いたいと思います。