今日は母とのオンライン面会。
施設のように自宅からできないのが不便。
わざわざ病院に出向いて空きの病院の診察室からの面会。
時間も10分。
その為に1時間かけて行かないといけない。
それでも様子は見たいので。
14時〜だったので、10分前に到着してインフォメーションで面会カードに記入後、入院病棟前待合へ。
と、そこへ主治医と会い、「面会までに時間あるからちょっといいかな。話ししとこうと思って。」
「はい。」
「診察室入ってくれるかな。」
「はい。」
今の主治医の前には(初診時)おっとりした優しい、フワッとした感じの先生で、今の主治医はタメ口でバリバリの大阪弁(〜やさかいなぁ『〜だからね』と言う意味)だけど、優しはいっぱいでハキハキしてる。
先生の存在が今は拠り所。
「お母ちゃん、元気は元気なんよ。でも先日電話したときには食べてるて言うたけど、ここ10日ほどはまた食べてないんよ。で、経鼻経管栄養しよか?って話なんやけど、今の状態では誤嚥性肺炎のリスクがかなり高いわ。胃瘻とかもあるけど、実際認知症の患者さんを受け入れてくれる病院て少ないし、家族が何としてでも生きててほしいと言う感じかな。本人は苦しいと思うねんな。おすすめはしない。」
主人が「先生はどう思われます?」って聞いたら
「自分の親やったら経鼻経管栄養はせんと、点滴でいくかな。ただ、点滴では栄養は足りへんのは事実やねん。だからと言って今すぐ命に関わるどうのこうのはないよ。」
本能で手を出して食べることもあるらしい。
ただ食べると吐いたりする。
これは医学的にはわからないと。
「レビー小体型認知症とパーキンソン病で進行してるのは事実で、老衰となると食欲というものがなくなってくるのは仕方ないかな。とにかく今しばらくは点滴だけでいこか。また様子が変われば電話するわ。」
先生のはからいで、「オンラインじゃなくてドア(ガラス越し)挟んで面会していいよ。その方がおかあちゃんにもわかりやすいし。僕の顔見たらニコッと笑ってくれるし発語はなくても来てくれたことはわかると思う。」
顔を見て一瞬ニコッと笑ってくれたけど、あとは看護師さんに何かを訴えているように見えた。
「あー、あー、あー、」
主人と私がずっと手を振っていたら、母も自由が効く左手でずっと手を振っていた。
面会時だけでも補聴器を入れてもらおうと持参していって許可をもらって看護師さんに入れてもらったけど拒否する母。
何が何でも補聴器大事にしていた母なのに、今は不快なものでしかないみたい。
何を訴えていたんだろ。
「まー。」とは言った。
車椅子から体を前に出そうとしていた。
足も出していた。
母の意思は何だろ?
今年の春までは意思疎通取れてたのに今は無理。
もう母を理解してあげることはできない。
悲しいけど。
受け止めるしかない。
肌艶は良かったので安心。
ただ右足脛に擦り傷があってどうしたんだろ?
聞けば良かった。
気づいたら必死に笑顔で「おばあちゃん!おばあちゃん!」と手を振るだけだったな。
と主人と話していたら主人が病院に電話して聞いてくれた。
看護師さんの話によると、ベッド上でゴロゴロ動いて柵に引っ掛けたそう。
見た感じ膿んだりしていなくてカサブタみたいになっていたので心配はないかな。
昔みたいに喋り辛くても会話ができたらどれほど良いだろう。
症状が一気に進んだのはコロナに感染してから。
怖い感染症だ。
あっという間の10分。
車椅子を押されていく母の後ろ姿を見て涙。
主治医のはからいに感謝。
病院を後にして、遅い昼食は主人の希望で草部うどんのらや。
準備中。
遅すぎた。
なので堺区のプノンペンへ。
味がわからなかった。
受け入れないとと思ってはいるけど、かなりメンタルきてるな。
雨、20℃予報。
カーテンを開けることができました。
鬱な私の日記でした。